貴重なパーツが山積み!
近藤利一【会員番号:487】
NISSAN Fairlady 240ZG(Z30)
White Pearl
今回は2017年に入会された、会員No.487近藤利一さんのガレージにお邪魔しました。また、ガレージ訪問に際して、近藤さんにZに対するこだわりのカスタムについてお話を伺いましたので、まずはこちらを紹介したいと思います。
入会時はほぼノーマルの240ZGでしたが、概ね2回の大改造を経て現在に至り、カスタムされていない箇所はないといっていいほどのこだわりの車両です。カスタム箇所を簡単に列記すると・・・
❶燃料ポンプをインタンクへ(ラゲッジマット下には加工を施した燃料タンク+ベース)。
❷スペアタイヤは購入時に装着されていたホイールとタイヤが収まっています。
❸R35GT-R純正シートは特にこだわっていて、そのままでは取付できないので、ボディー側やシートレバーなどに加工をほどこしてあります。
❹オートエアコン(真夏に窓をしめて快適仕様)
❺スポーツインジェクション(配線加工を施しソレックスのような外観です)
❻ブレーキキャリパー。
❼ホイールやタイヤはかれこれ3セット目とかでカスタムのたびに変更。
❽ボディ補強はスポット増しや鉄板補強など千を超える箇所に・・・。
❾マフラーの作りこみや音色にまでこだわっています。
※イベントの向けて超突貫工事で、オーナー自らお手伝いして仕上げたとか・・・。その他熱対策などは書ききれないほど手が入っていますが、今回は雑誌などに書かれていないところをお話頂きました。
さて本題のガレージですが、Zのためにセキュリティー付きで建てられたそうです。リアガラス(縦熱線と横熱線)、ノーマルエンジン、ミッション、燃料タンク、マフラー、シート、キャリパー、キャブレターなど、ガレージ内には貴重なパーツがごろごろと山積みされていました。お仕事でなかなか乗る機会が無いのでバッテリーも上がり気味だそうで、常時充電されて車両管理されています。旧車オーナーとしての苦労も多数あるそうですが、Zに乗ってガレージを出るときのワクワク感がたまらないそうです。いつでも走り出せるように、スタンバイされた状態でガレージに眠っている240ZGでした。
text : Takeshi Kodera(#050)